金城楼

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不二石の由来

鳳凰の間より不二石を望む

風雅なたたずまいと、自然を巧みにとり入れた庭園、そこにも茶の湯の心は生かされています。カキツバタや棕櫚の花が咲く築山に、ひときわ秀麗な姿を見せる不二石。不二石はその名のように富士のような姿の美しいみどり色をした立石です。


戦国の昔、豊太閤が愛したものでしたが、故あって浪速の富豪、淀屋辰五郎に贈られ、その後、加賀の富豪、木谷藤右エ門の有に帰しました。淀屋の不二石として傍に置き、愛玩したものです。



夜景の不二石

それから二百数十年。二代楼主茂吉は茶道の数寄者として知られ、風流に心をよせ、ついに木谷家伝来のこの不二石を入手するに到りました。


茶人に愛され続けてきた不二石は、今日、金城樓に桃山の風流をしのばせています。


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